南島1周珍道記~ヒトは、何時間で南島を周れるか!?~ 第8話

~これまでのあらすじ~
1998年12月のこと、ホンの思いつきで南島1周タイムトライアルを決定した5人組。12月27日AM4:50にCHCHを出発して、反時計回りに南島を周りはじめ、いよいよ西海岸を抜け半分を周った!そして夜になって、時間は約17時間を経過・・・


第8話 イタイ4時間と50分!


西海岸から南島の中へ再び戻る。
西海岸エリア最後の町、HAAST(ハースト)へ。夜に差し掛かり、ここでガソリンをすこしでも入れておかないときっとどこかでガス欠になることは予想できたので、スタンドを探す。

が、
ここはあまりにも小さい町。スタンドは1軒。そしてもうとっくに夜になっている。
そうですよ、"OPEN 24HOURS"のスタンドなんてありゃしないんですよ。
ここのあったスタンドは、給油機が一つぽつりとあっただけ。

はい、しゃあない!
ワナカへ向けて、ゴー!






ここからは、山に入っていく道で、NZの国道の中でもハードなところ。
ヘッドライトに向かって、羽虫たちが猛烈にアタックしてくるのが見える。
そして道のほとりに時折紅く光る目。ポッサム君たちだ。奴らも羽虫のごとく、光るものに突進してくる性質らしい。そしてわざわざ轢かれる。なんでや?
あちこちにそんなポッサムの被害者たちの体が転がっている。

運転手はトシくん。私kurikenはトランクに沈んで寝ていた。
しかし、眠くて寝ていたには違いないのだが、実際のところ、トシくんのあまりにイケイケのスピードにとりあえず寝ていないとおっそろしかったのだ・・・

くねくねの山道。なのに、銀1号はぴーぴー言いながら走っている。ってことは、105㌔キープで走っていたんやね、トシくんよ。

ある時だった、

"ドム"
"ドム"

という音がした。
最初は左前から。
そのあとすぐに右後ろから。

踏んだ、ポッサム。トシくん、踏んだ。

なーんともいえん感触。乗っている我々皆感じた。
そのあと、数回、その感触を味わう。

~トシくん後日談~
「あれねー、もう途中からむしろヤツらの目を探しながら走ってたよ・・・」


えー。あの速度で、あのくねくねでー?
私はトランクで沈んで、この区間がスグに終わりますように・・・と唱えてつつ寝ていてよかったのかも知れない・・・

フっと目が醒めた時、車が止まっていて、誰かと話をしているのが聞こえた。

???

私の記憶では、時刻は0時あたり。山道の中でなぜか3~4人の家族らしい人が居たことを憶えている。なにか、助けを求めていたようだった。車の不調だったのか、なんなのか、とにかくそんな遅い時間にブキミやなぁ・・とぼーっとした頭で見ていたのでよくその時の状況がわからない。
トシくん、ケンジ、ノブ、ふみさん!
この時の状況を、今一度教えてくれませんかね??情報よろしく。


気づけば、ワナカへ到着!

【AM1:30】20時間40分経過

ワナカ~

ワナカ~

こんな夜中でも、ちゃんと撮影はそろって5人で。





ガソリン、もう残り少なし。
「ワナカは、たしか24時間営業のスタンドがあったわ~」
と、私が言ったもの、ワナカのスタンドは24時間営業じゃなかった!
適当な非難を浴び、どうしたもんかと悩む。
悩みながらも、皆、疲労の色が濃くなってきた。眠い。
よし、ならばすこしでも進んで、スタンドが開くのを待とう!ってことで、眠い眠いと呪文のようにつぶやきながらクロムウエルに向かった。

運転:kuriken

【AM2:00】21時間10分経過
クロムウエル着。
写真を撮る余裕はもはや無く、ひとまずスタンドがもしかして開いているかもしれないというムダな期待を胸に秘めながらも、やっぱし閉店していたShellの近くにて、

【AM2:00~AM6:50】
 緊急仮眠!

狭い車の中、5人でムリヤリ寝る。
眠いのに、寝づらくて寝られない。つらいなぁ・・・

なんて考えてたら、ぐっすり眠りに入っていたのだ。
ほんの少し寝るだけ!2時間だけ!と決めてみたが、そう思うほうがムダ。5時間近くも寝てしまった。

ここに来て4時間50分のロス。イタイなー

すぐにガソリンを入れ、忘れかけていた撮影。
クロムウエルで、サボり2名。
2名、足りない。
ふみさん・・・愚か者1

ノブ・・・愚か者2。

眠さのためか、撮影拒否。なので、2人とも1ペナづつじゃ!
この旅で協調性のない行為は、禁止です。



ここクロムウエルはフルーツの町。でも、なにも買わず、一路出発!

運転:引き続きkuriken
ふみさんメモ:クロムウエルでガソリンつぐ。


おや?このあたりからふみさんメモがほとんど無くなってきている。どうやら、メモ取りに飽きていたようだ・・・ うーん、7年越しだが、1ペナじゃ~

【AM7:50】28時間経過
クイーンズタウン着。
QT!
ここに至っては、街の中にすら入っていない。カンバンのみ。






仮眠のロスを取り戻すべく、さくさく進め進め!

途中、トシくんのニコンの1眼カメラが神隠しに遭うということもありながらも、進め進め!

カメラは運転席の下にもぐっていただけだったとしても、進め進め!

一行は、テアナウに向かって行く。

・・・って、ぜーんぜん先に進まないけど、次回に続きます!




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